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日本の神話「古事記」から学ぶ

story.6 「素(しろ)兎(うさぎ) 赤裸(あかはだか)では 可哀想(かわいそう) 大国主(おおくに)命(ぬし)は 慈愛溢(じあいあふ)るる」

有名な「因幡の白兎」のお話です。ある時、離れ島にいたうさぎが、向こうの岸に行きたいなと思い、ワニ(鰐鮫)を騙して、島から岸へ一列に並べピョンピョン跳んで行きました。そして最後のワニから岸へ渡る時に、本当は騙したことを言ってしまい、ワニに赤裸にされてしまいました。

痛くて泣いていると、大国主命のお兄さん達が来て海水で身を洗って潮風に吹かれると直ると嘘を教え、その通りにしたうさぎは、よけいヒリヒリして泣いていました。そこへ、通りがかった大国主命は、訳を聞き、本当の治し方を教えてあげました。その通りにしたうさぎはみるみるうちに良くなって元の白兎になりました。

その後、心優しい大国主命は、美しい姫を射止め、いろいろな試練を乗り越えながらも葦原中つ国(日本)の盟主になっていくという我が国の三種の神器が表す「知恵」「慈愛」「勇気」のうちの「慈愛」を大きく表現した物語です。いつの時代も、困っている人を見かけたら意地悪しないで、大国主命のように親切でありたいですね。

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